IAG AWARDS 2018を終えて

初めての公募展入選に興奮し、東京芸術劇場という大きな会場での展示に、何か実感のないまま時間が流れ、バタバタと東京とこちらを行き来しましたが、先程IAG AWARDS2018のレポートが公式ページにアップされていました。http://kaiyu-art.net/iag-php#

あらためて55人の入選者の中に自分の名前があることに嬉しい気持ちになります、と同時に入賞者に自分の名前がないことに悔しさが滲むことへの驚き、どれほど厚かましい人間なんだとしみじみ呆れます。

  

今回展示させていただいたことで、自分が何を表現しようとしているのか、何処に行きたいのか見えてきました。2歳年上の作家さんに次ぐ年長者の私は、ほとんどが二十代、三十代の芸大・美大出身の作家さんたちの中で、ド素人の新人でした。技術も画力もない、ひたすら根気だけで描いていることは審査員の方にもお見通しだったようで笑。そんな作品にスポットをあてていただけたことには本当に感謝以外ありません。

今後は、自分と対峙していくなかで、どこまで作品の質を上げれるか、精神的な鍛練と人間的成熟、それゆえの崇高さが宿った作品を創りたいと思います。