感謝

自分から生まれたもの、自分が創作したものに少しでも何かを感じていただけたら嬉しい。

作家と名乗ることに多少の違和感と恥ずかしさを感じつつ、昨年初個展を開催させていただいてから約一年半が経ち、自分を作家と名乗ることに幾分か抵抗がなくなってきました。そして、昨年個展の際にも、その他の展示でも、作品を見て心が揺さぶられたと言ってくださる方や、今年もコロナで展示の機会を持てずにいる中で、webサイトやSNSで作品を見て作品を気に入ってくださったり、作品に興味を持ってくださる方がいて、創作の励みになっています。


「表面的には見えない心の機微を描く。

その表現は繊細でありながら内に強さを秘め、見る人の心の琴線に触れるものでありたい。」


自分の心の微かな振動が誰かの心に伝わり共鳴する、見る人の琴線に触れることが私の喜びであり、それがもし見る人に何らかの力を与えることができたとしたら、私が作家である意味があります。だから、これからもたくさんの悲しみの中から生まれた優しさ、希望、「静寂からの光」「静かなる煌めき」を誰かに感じていただける、そんな作品を作っていこうと思います。