『静と動-その外的内的力-』

『波紋』133.3×86.9cm 2022年制作
『波紋』133.3×86.9cm 2022年制作

これは2022年のNEJA-ISM展(兵庫県立美術館)で『波紋』というタイトルで展示した作品です。


この世界は常に相対するもの、たとえば光と影、喜びと悲しみなどその表裏一体の狭間で成立しているという、私の表現活動の根底にあるものを端的に表した作品なのかもと(展示中はこの作品は何なんだろう、現代アートなのか、はたまた書の作品なの?と自答自問していましたし、見ている人もそんな感じだったろうなと思います)。


無は無であって無ではない、空もまたしかり。ではそこにあるものとは何かを探し、みつめるその過程で自分から時にこぼれ落ちるように、また時に溢れ出すように生まれた作品への共鳴を今日も求めて。

※ART SCENESで現在も掲載していただいています。

https://art-scenes.net/ja/artworks/26979