奈良県斑鳩不二画廊さんでの個展が終了しました。今回の個展は、今後の方向性を含め自分の作品と向き合う時間となりました。
梅雨の時期にもかかわらず、晴れ間の多い2週間でしたが、とはいえ大雨直後の徐行運転の電車でお越しいただいたり、線状降水帯の新幹線内に1時間待機させられたり、急な雨に見舞われたりと、不安定なお天気の中皆様にお越しいただくこととなりました。そして毎日とても蒸し暑かった。
そのような中、私の作品に気にとめていただき、お運び頂いた皆様には心から感謝しています。
個展が終わってからしばらく頭も体もふわっと宙に浮いた感じがして何も考えられない日が続きましたが、お求め頂いた作品の発送準備をしていると、自分の作品をそばに置いて頂ける喜びに心が弾みました。
「静寂の闇に一縷の光を見るために、筆をとりペンを持つ」
個展中に詠んだ歌です。これからも自分の中に見た一縷の光が作品を通して誰かの心に届き、何らかの力となることを願います。